みなさまこんばんは。
前回にて、今回の旅の難所いろは坂を攻略し、中禅寺温泉の手前までやってきました。
これからいよいよ坂東三十三所満願&日本百観音満願を目指し、中禅寺湖湖畔に鎮座する立木観音へと向かいます♪
2022年12月29日(木)

いろは坂の最高到達点を抜けてほんの5分も歩かないうちに、あちこちから観光客の声が響き渡る光景に。あまりにも急な変化に少々戸惑いながらも、

中禅寺温泉のメインストリートに入ると、いろは坂を上っていたときの緊張感から解放されてなんとなくホッとする。

写真には写りこんでいないけど、それなりの観光客でにぎわってる。
進行方向左手に、「華厳の滝」の看板がなんとなく目に入った。しかしこの時は立木観音参拝のことで頭がいっぱい。
あまり深く考えずに華厳の滝をスルーしてしまったけど、このことが後になって超バタバタ大混乱の原因になろうとは・・・
飲食店やお土産屋さんが立ち並ぶ通りの先に、

朱塗りの鳥居と、中禅寺湖が見えてきた!
・・・がしかし、、
湖の向こうから、ものすごい勢いで向かい風が吹きつけてくる。

この写真ではあまり強風感が伝わらないのが残念。

強風の中、男体山を拝んでから、

あまりの寒さに耐え兼ねて手袋を二重に装着し、立木観音(中禅寺)の参道へ。

歩道には結構雪が残ってるけど、ツルツル滑りそうな場所をよけていけば、思いのほか歩きやすい。
オシャレなお店が点在する湖畔の道を進むこと約10分、

昔ながらのお土産屋さんが立ち並ぶ参道を進み、

13時ごろ、無事坂東三十三所第18番の立木観音に到着。
ホッとしつつも、当初の到着目標時刻は拝観時間終了の15時半の30分前目途で15時だったはず。
2時間もヨユーで着いてしまい、我ながら焦り過ぎたと反省。。。

山門の前で拝観料をお支払い。
ワタシの前にはご夫婦とまだ小さな子供さんが3人の、南方系に見える外国の方のご家族。日本語堪能だったので、もう長く日本にお住まいなのかな?などど思ったり。

境内へと進む。
本堂の手前に納経所があったので、様子を見ようとちょっと立ち止ると、「御朱印帳をお持ちでしたら先にお預かりします」と納経所のおじさんが話しかけてこられた。
そういえば、坂東三十三所のお寺は、参拝の前に御朱印帳を預けて、参拝の間に御朱印を押印してくださり、帰り際に受け取るシステムだった。。
お遍路や西国三十三所のお寺は、参拝後に納経所に並んで御朱印を頂くのが当たり前だったので、この関東圏の効率的な方式(?)はとっても便利なんだけど、なんとなく味気ない気もする。なんとも複雑な心境・・・。
納経帳をお預けし、

いざ本堂でお参りをば!
・・・と思ったら、本堂向かって右に入口があり、お寺の方が「どうぞこちらへ」とご丁寧にご案内してくださる。
中に入るとすぐ、ご本尊様の十一面千手観音菩薩様とご対面。
お厨子の中で直接拝めない観音様が多い中、こちらの観音様は直接拝めることができ、満願の感謝の気持ちをお伝えした(つもり)。
先の外国人ご家族の子供さんが嬉しそうにはしゃいでいたので、若干落ち着いて参拝できませんでしたが・・・まだ修行が足りん(汗)

ご本尊様の他にも仏像が安置されていて、15分ぐらいかけて参拝。

もっとのんびり景色を堪能したかったけど、湖から吹き付る強風は相変わらず。
速攻で納経所に向かう。

納経所で御朱印帳を受け取る。
これで、坂東三十三所満願と、西国・秩父の観音参りを合わせた日本百観音も無事に満願!
ここで、満願の感動に浸る・・・はずだったんだけど、そんなことを考える余裕もなく、、、

強風が防げる建物の軒先で、納経帳をそそくさとザックへしまい込み、立木観音を後に。
これで百観音は満願したけど、坂東三十三所のお礼参りとなる長野県の北向観音と善光寺、あとお遍路のお礼参りとなる高野山にまだ参拝していない。
(高野山は一度行ったことがあるけどお遍路の前だったのです)
この3寺を参拝し終えたときが、本当の意味での満願かな?

商店街の途中で目にした温度計の気温はマイナス7℃
途中のオシャレなお店の中で談笑しながら美味しそうにランチを食べている人たちをうらやましく眺めながら、

強風吹きすさぶ湖岸沿いの道を引き返す。

雪でかすむ男体山を拝み、

一刻も早く日光まで帰りたい一心で、ここまで来る途中に確認したバスターミナルへ。

バスターミナルの日光行きバス停にて、本日の歩きは終了。

待ち時間20分程度で東武日光駅行きのバスに乗車。
乗客の8割方は外国人観光客と思われるバスに来た道を揺られて約30分、東武日光駅まで移動。
駅の周りで食事でもしようと思ったけど、思い描く価格のお店がなかったのと、とにかく体が寒くてしょうがない。
今思えば、いろは坂の上りでかいた汗が中禅寺湖の強風で一気に冷えて、汗冷えしてしまったんだと思う。
結局コンビニで晩御飯を調達し、15時過ぎに駅近くのホテルへとチェックイン。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2日目の足尾方面への歩き旅の模様は次回にて♪
///
歩行日 :2022年12月29日(木)
歩行場所:栃木県日光市(東武日光駅~立木観音~中禅寺温泉バスターミナル)
歩行時間:5時間22分
歩行距離:17km
2022年12月の歩行距離:17km
2022年の歩行距離:391km
前回にて、今回の旅の難所いろは坂を攻略し、中禅寺温泉の手前までやってきました。
これからいよいよ坂東三十三所満願&日本百観音満願を目指し、中禅寺湖湖畔に鎮座する立木観音へと向かいます♪
2022年12月29日(木)

いろは坂の最高到達点を抜けてほんの5分も歩かないうちに、あちこちから観光客の声が響き渡る光景に。あまりにも急な変化に少々戸惑いながらも、

中禅寺温泉のメインストリートに入ると、いろは坂を上っていたときの緊張感から解放されてなんとなくホッとする。

写真には写りこんでいないけど、それなりの観光客でにぎわってる。
進行方向左手に、「華厳の滝」の看板がなんとなく目に入った。しかしこの時は立木観音参拝のことで頭がいっぱい。
あまり深く考えずに華厳の滝をスルーしてしまったけど、このことが後になって超バタバタ大混乱の原因になろうとは・・・
飲食店やお土産屋さんが立ち並ぶ通りの先に、

朱塗りの鳥居と、中禅寺湖が見えてきた!
・・・がしかし、、
湖の向こうから、ものすごい勢いで向かい風が吹きつけてくる。

この写真ではあまり強風感が伝わらないのが残念。

強風の中、男体山を拝んでから、

あまりの寒さに耐え兼ねて手袋を二重に装着し、立木観音(中禅寺)の参道へ。

歩道には結構雪が残ってるけど、ツルツル滑りそうな場所をよけていけば、思いのほか歩きやすい。
オシャレなお店が点在する湖畔の道を進むこと約10分、

昔ながらのお土産屋さんが立ち並ぶ参道を進み、

13時ごろ、無事坂東三十三所第18番の立木観音に到着。
ホッとしつつも、当初の到着目標時刻は拝観時間終了の15時半の30分前目途で15時だったはず。
2時間もヨユーで着いてしまい、我ながら焦り過ぎたと反省。。。

山門の前で拝観料をお支払い。
ワタシの前にはご夫婦とまだ小さな子供さんが3人の、南方系に見える外国の方のご家族。日本語堪能だったので、もう長く日本にお住まいなのかな?などど思ったり。

境内へと進む。
本堂の手前に納経所があったので、様子を見ようとちょっと立ち止ると、「御朱印帳をお持ちでしたら先にお預かりします」と納経所のおじさんが話しかけてこられた。
そういえば、坂東三十三所のお寺は、参拝の前に御朱印帳を預けて、参拝の間に御朱印を押印してくださり、帰り際に受け取るシステムだった。。
お遍路や西国三十三所のお寺は、参拝後に納経所に並んで御朱印を頂くのが当たり前だったので、この関東圏の効率的な方式(?)はとっても便利なんだけど、なんとなく味気ない気もする。なんとも複雑な心境・・・。
納経帳をお預けし、

いざ本堂でお参りをば!
・・・と思ったら、本堂向かって右に入口があり、お寺の方が「どうぞこちらへ」とご丁寧にご案内してくださる。
中に入るとすぐ、ご本尊様の十一面千手観音菩薩様とご対面。
お厨子の中で直接拝めない観音様が多い中、こちらの観音様は直接拝めることができ、満願の感謝の気持ちをお伝えした(つもり)。
先の外国人ご家族の子供さんが嬉しそうにはしゃいでいたので、若干落ち着いて参拝できませんでしたが・・・まだ修行が足りん(汗)

ご本尊様の他にも仏像が安置されていて、15分ぐらいかけて参拝。

もっとのんびり景色を堪能したかったけど、湖から吹き付る強風は相変わらず。
速攻で納経所に向かう。

納経所で御朱印帳を受け取る。
これで、坂東三十三所満願と、西国・秩父の観音参りを合わせた日本百観音も無事に満願!
ここで、満願の感動に浸る・・・はずだったんだけど、そんなことを考える余裕もなく、、、

強風が防げる建物の軒先で、納経帳をそそくさとザックへしまい込み、立木観音を後に。
これで百観音は満願したけど、坂東三十三所のお礼参りとなる長野県の北向観音と善光寺、あとお遍路のお礼参りとなる高野山にまだ参拝していない。
(高野山は一度行ったことがあるけどお遍路の前だったのです)
この3寺を参拝し終えたときが、本当の意味での満願かな?

商店街の途中で目にした温度計の気温はマイナス7℃
途中のオシャレなお店の中で談笑しながら美味しそうにランチを食べている人たちをうらやましく眺めながら、

強風吹きすさぶ湖岸沿いの道を引き返す。

雪でかすむ男体山を拝み、

一刻も早く日光まで帰りたい一心で、ここまで来る途中に確認したバスターミナルへ。

バスターミナルの日光行きバス停にて、本日の歩きは終了。

待ち時間20分程度で東武日光駅行きのバスに乗車。
乗客の8割方は外国人観光客と思われるバスに来た道を揺られて約30分、東武日光駅まで移動。
駅の周りで食事でもしようと思ったけど、思い描く価格のお店がなかったのと、とにかく体が寒くてしょうがない。
今思えば、いろは坂の上りでかいた汗が中禅寺湖の強風で一気に冷えて、汗冷えしてしまったんだと思う。
結局コンビニで晩御飯を調達し、15時過ぎに駅近くのホテルへとチェックイン。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2日目の足尾方面への歩き旅の模様は次回にて♪
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歩行日 :2022年12月29日(木)
歩行場所:栃木県日光市(東武日光駅~立木観音~中禅寺温泉バスターミナル)
歩行時間:5時間22分
歩行距離:17km
2022年12月の歩行距離:17km
2022年の歩行距離:391km