本日はようやく(?)倉敷駅からの歩きの様子をお届けします!
さて、最近散財気味なのでJR鈍行で移動してると言いつつ、、
前泊なんぞしている時点で結局散財してんじゃね?ってツッコミが今にも入りそうですが(苦笑)

宿泊した駅前のビジネスホテルで早めに朝食をとり、倉敷駅前を7時20分に出発!

今日の大目標は、瀬戸大橋のたもとにそびえる風光明媚な鷲羽山。
しかしながらこの日は頭の回転が相当悪かったようでして、、、
地図を見てもなんともルートが定まらず、とりあえず国道を東へ進む。
でも結局は・・・

こんなレトロな建物見つつも、、、

ぐるっと回って昨日観光した美観地区にやってきてしまった。。
・・・まぁ、後で考えたらこれで過去の歩きルートと繋がったので、結果オーライかな?(苦笑)

朝の美観地区も静かでなかなかいい感じ。
そんな美観地区を通り過ぎ、

駅から南に下ってく大通りへ合流。
初めからここ通ってくれば近かったorz

坂を軽く上った先のトンネルを抜けると、倉敷の水島地区へ。

あーーしかし相変わらず暑いわー(汗)
コンビニで冷たい飲み物調達しつつ進む。

でも暑い暑いと言いつつも・・・
ワタシは真夏生まれのせいか、このギラギラ眩しい太陽が照りつける真夏の時期に歩くのが、お日様のエネルギーをバンバン浴びて、「生きてる!」って感じがして大好き♪
そして、この真夏の時期のギラギラした日差しに映える田んぼの稲の青さが大好き♪

でも時には木陰の涼を求めてさまよう(笑)

この交差点にて、過去歩きのルートと接続♪
先の国道430号線は、なんだか歩道なさげなので

しばらくは旧道を歩いてみる。

昔からの人々の営みが残る印象深い道を進み、

コンビナート地帯のバイパス道へ復帰。

巨大工場が連なる景色を横目に見つつ、どんどん進んで行きますと、

ようやく瀬戸内海見えた♪

実は、鷲羽山に行く前に寄りたい場所がありまして。。
瀬戸大橋のすぐ側にある江戸時代に栄えた港町、下津井(しもつい)へ向かうべく右折。

途中1.5車線の県道を進んで行くと、

歩き始めて約5時間。
ようやく下津井漁港に到着~!

港付近には、早速昔ながらの建物が点在。

海岸沿いの道を進むと、目の前にはいよいよ瀬戸大橋が!

さて、ここからは下津井の町並みをちょっと散策してみましょう♪

まずはトイレ休憩&昼食休憩兼ねて、「むかし下津井回線問屋」に寄ってみる。

ここ下津井の港は、江戸時代には香川県の金比羅詣や北前船の寄港で大変栄えたらしい。
北前船は大量の「ニシン粕」を運んで来たらしく、ここにはニシン粕ができるまでの工程も紹介されてた。
しかしながらワタシは、そもそもニシン粕ってなーに?なんのために使うの???という初歩的なことを把握しておらず・・・
たった今調べたところ、ニシン粕とはニシンを用いた肥料であり、この下津井がある児島地区は干拓地のため塩分を含む農作物の栽培には適さない土壌だったけど、このニシン粕を使用して綿花を大量に栽培することができるようになり、大いに発展したようです。。
・・・ということは?もしかして児島ジーンズが誕生したのも、こんな歴史のおかげなのかな?
さて、休憩後はしばらく昔の町並みが残る旧道を進んでみる。

しかしながら、前日に訪れた倉敷美観地区の完成度があまりにも素晴らし過ぎて、イマイチ物足りない気が・・・

そして瀬戸大橋が真正面に見える吹上港までやって来た。
去年の8月頃から年末までお遍路満願に向けて、高知や徳島へ通ってた際、一体何度この瀬戸大橋を渡ったことか!
瀬戸大橋を列車が通過する際、車窓から見えるこの下津井にずーっと来たくって、、
今日ようやく来ることができた。

町のはずれまで来ると、観光客はほとんどいない。

間近でみると超デカイ瀬戸大橋の下をくぐり抜け、

ここからいよいよ鷲羽山へ。
乾燥した岩肌が続く道を上ってく。

このあたりは本州と四国との距離が一番近い場所。
四国が手に届くように近く感じる。

松林の木陰の中を進んで行くと、

ようやく鷲羽山展望台への分岐点へ♪

もちろん山頂まで行きますよ~

まずは最初の展望台へ。

わーなかなかの眺め♪

更に山を登っていく。

ちょっと上がった場所からの景色
・・・写真だけ見たら、最初の展望台からの景色とあんまり変わらんな(笑)
そんなサイコーの景色を眺めつつ、更に山を登り、標高113mの山頂へ到着!

これから向かう児島駅方面

山頂からの瀬戸大橋&瀬戸内海。
この時期にはめずらしく、あんまりもやってないから四国の山々もよく見える。
ホント来てよかった♪
さて、フツーの方々はここから駐車場まで戻るのでしょうが、、、
ワタシは元来た道を戻るのはアホらしいので、そのまま進み山を下ってみることに。
どこに下りるんかよーわからんけど、どっかには下りれるでしょ?(根拠のない楽観)

どんどん角度を変えていく瀬戸大橋

ここからも風景が見渡せそう♪

眼下には歩いてきた下津井の町が。

もちろん瀬戸大橋も。

・・・ところでここはなんと古墳でした。。
こんな山の上に葬られる人物って・・・きっと位の高い人だったに違いない(根拠のない推測)

急な石段をどんどん下っていくと、

無事、山から下りれました♪
・・・ここはどこ???

さっそくすぐ近くにあった案内図にて確認。
なんとここから「風の道」っていう下津井鉄道廃線後、線路跡に整備されたサイクリングロードが、児島駅まで続いてる模様。
そういえば「風の道」って・・・以前新倉敷駅から児島駅まで歩いたとき通ったわw

という訳で、しばらく線路跡の道を進んでく。

途中には駅のホームも残ってます。

阿津駅跡まできたところで、線路跡とはお別れ。

ここまで来れば児島駅はもうすぐ。

そしてJRでは去年何度も何度も通った、児島駅に到着!
帰りはさすがに新幹線を利用し、帰宅。
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歩行場所:岡山県倉敷市(JR倉敷駅)~岡山県倉敷市(JR児島駅)
歩行時間:8時間1分
歩行距離:31km
総歩行距離:???km