広島発ときどき歩き旅

広島より、仕事の休みを利用し歩いて旅してます。 昨今はコロナの影響も多少はありつつも、マイペースで歩き旅を続けてます。

2018年08月

締めはワインで(下諏訪~塩尻)

みなさまこんにちは。

本日は7月2週目から3週目にかけての歩き最終日の様子をお届けします!

さて、今回の5日間の歩きもいよいよ最終日。
この日は3日目に通過した下諏訪まで電車で戻り、ゴールの塩尻までまたもや峠越えの歩き。
でも、距離的にはそれほどないので、結構ヨユーで行けるはず。多分。。

ホテルから上諏訪駅まではちょっと離れてるけど、もちろん歩いて移動。
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その途中、観光名所らしい高島城をぐるっと見て回ったりしつつ、

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上諏訪駅へ到着。

ここから電車で1駅移動し、
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下諏訪駅へ。
9時過ぎには出発!

律儀に3日目の歩きルートと接続するため国道を数百メートル戻り、
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いざ塩尻方面へ。

ちょっと旧道に入り、
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史跡を見学しつつ、
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諏訪大社下社春宮の鳥居を横目に見つつ、

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道祖神にも御柱が。

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国道復帰後、岡谷市突入!
しばらくは国道をそのまま進み、

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峠の手前から旧道へ。

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昔ながらの民家や蔵がちらほら。

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しかしこんな石碑にも御柱とは。
御柱文化(?!)すごいなぁ・・・

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こちらの今井家住宅は、江戸時代の大名や今回の歩きで何度か話題に上がった和宮や明治天皇が休憩された場所で、国の有形登録文化財らしい。
しかし肝心の住宅は塀に隠れてほとんど見えず。

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今井家住宅を過ぎると、いよいよ塩尻峠への本格的な上り開始。

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あっという間にいい景色♪

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長野自動車道を越えて行く。

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国道は峠をぐるっと大回りして行くみたい。

坂の途中にあった岩船観音に参拝し、
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入口に湧き出るお水をペットボトルいっぱいに頂く。

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岩船観音から先は、アスファルトのかなりきつい登り坂が続く。
写真で見ると何てことないように見えるかもしれませんが・・・ワタシ的には今回の行程でここの登り坂が一番きつかった。

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なんとなく整備されてる場所に着いた。
ここが峠の頂上か?

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すぐ側に展望台があったので、登ってみる。

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おーなんといい眺め!そしてめちゃめちゃ気持ちいい♪
諏訪湖がもうあんなに遠くに見える。
ちなみに諏訪湖は断層が引き裂かれてできた湖らしい。

そんな気持ちのいい諏訪湖の眺めを堪能したあとは、
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なんとなく道なりに道を上っていたら・・・
ここで道誤りに気づいたorz

1kmまでは行ってなかったと思うけど、明らかに数百メートルは引き返し、
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正しい道へ復帰。
中山道の標識ちっちゃい。。。

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一里塚跡も今回はここが最後かな。
そういえば峠越えたとこからもう塩尻市か。

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どんどん下って行く。

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気持ちいい風景の中、さらに下って行きますと、

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ここで一旦国道と合流。

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途中、道沿いにあったワイナリーについついフラフラと入店。
お店の中をグルグル回って見たものの、買って帰るのによさげな小さめの商品はなく、結局トイレをお借りしただけで退散。

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しかし途中どこかで中山道に分岐するはずなんだが・・・もしかして通り過ぎた?(汗)
結局どこが分岐点かわからず、高速を横切ったあと多分近道であろうと思われる道へと左折。

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トウモロコシ畑を横目に見つつ、

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塩尻駅へと向かう国道153号線へ無事合流。

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あら。アルプスワインの看板が。
だんだん頭の中がワインに洗脳されてきた(笑)

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ほどなく中山道の標識が。
しかし一体どこで分岐したんだろう。わからん・・・

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なかなかめずらしい道祖神もあったりしつつ、

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いよいよ塩尻宿へ突入。

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こちらの小野家住宅は国の重要文化財。

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復元された高札跡とかあったり。
結局塩尻宿はサラッと通過。

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道路沿いにあった建設現場にはお祭りしてある柱が。こんなん初めてみた気が。
この辺りの慣習なのかな?

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雄大なアルプスの山々とももうすぐお別れ。

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よーし塩尻駅はもうすぐ!

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駅に向かう通りには、昭和の雰囲気を残すお店もちらほら。
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なぜか花火店も多い。

そんな商店街を通り過ぎ、
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道誤り等で想定してたより時間がかかってしまいましたが、、
13時半頃、無事今回ゴールの塩尻駅に到着!
結局、自分へのお土産にアルプスワイン買っちゃいました。。

帰りはオール自由席だったけど、平日だったせいか特急も新幹線もヨユーで座れた。
途中爆睡しつつ広島まで帰還。

///
歩行場所:長野県下諏訪町(JR下諏訪駅)~長野県塩尻市(JR塩尻駅)
歩行時間:4時間28分
歩行距離:16km
2018年7月の歩行距離:132km

諏訪大社上社参拝(上諏訪~茅野)

みなさまこんばんは。

本日は7月2週目から3週目にかけての歩き4日目の様子をお届けします!

さて、群馬県の横川駅から3日間、毎日毎日峠越えを繰り返し、ようやく諏訪湖までやってきたワタクシですが・・・
さすがにこのあたりで小休憩を入れることに。

とは言え連泊中のホテルで1日ゴロゴロしてるだけではもったいないので、以前より参拝したいと思ってた諏訪大社を周ることに。
下社の2社は前日参拝したので、今日は残りの上社2社を参拝しよう♪

ゆっくり目の10時頃、ホテルを出発。


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しばらくは湖畔の遊歩道を進む。

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遊歩道にはたくさんのカリンの木が。今は実に袋がけがされてる。
秋に収穫するみたい。

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今日も諏訪湖はおだやか。
・・・つーか暑い。。

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しかしこの暑さの中でもジョギングやウォーキングしてる人がちらほら。

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めちゃ繁茂してる水草の中にはゴミやらカモ(!)やら。

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湖畔に立つ距離表示には、近辺の町や村の紹介や諏訪湖周辺の情報も書かれてる。
諏訪湖を1周すると約16kmらしい。

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昨日ぐるぐる回って参拝した万治の石仏は、諏訪で押しまくられてる模様。

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ホテルから約40分で諏訪湖の南端付近までやってきた。

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ここで諏訪湖とはお別れ。
一路諏訪大社方面へ。

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遠くには八ヶ岳の山々が。

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御柱祭一度でいいから見てみたいなぁ・・・
7年に1回しかないので、次回は2022年らしい。
あと4年後か。

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県道の歩道が途中で消滅してしまったので、山沿いの旧道へ。

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こんな小さい石碑にも御柱が!

数々の石碑が鎮座する道をしばらく進み、
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12時のサイレンを聞きつつ、諏訪大社上社本宮に到着!

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さすがに観光客多し。

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こちらの拝殿にていつもの参拝。

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山の中に1本御柱が。

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こちらの左右にある宝殿は、御柱際の年に交互に建替えられるらしい。
つーことは14年に1回建替えるのか。お金かかるな・・・(そっち?)

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こちらの境内も大木多し。

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どうもこの付近は神仏混合時代はお寺がたくさんあったよう。

では、諏訪大社上社本宮のあとは、お寺やお寺の遺構巡りをば。
・・・一旦スルーしかけたけど。。

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まずは法華寺へ。

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境内の裏手には吉良義周の墓所が。

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神宮寺跡までくると、観光客はほとんどいない。
そしてなぜにグラウンドゴルフ場に?

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樹齢約400年の五本杉はとっても立派。

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さて、では諏訪大社最後の上社前宮へ向かうかな。

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途中湧き水で喉を潤したりしつつ、

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茅野市突入!

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13時前にようやく諏訪大社上社前宮に到着!

さーて参拝♪・・・と思ったら、
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どうもこの坂を上った先みたい(汗)

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意外と長い上り坂を進み、、、

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最後の上社前宮に到着~
こちらでいつもの参拝を済ませ、
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しばらく開放感ありまくりの境内を散策。
どうもここ上社前宮が諏訪信仰発祥の地らしい。
個人的には、4社の中でこちらが一番好きかな?

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思わず水に手を浸けてみるととっても冷たくていい気持ち♪

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ここは御柱が4柱とも手で触れられる場所にある。
そういえば御柱タッチすっかり忘れてたorz

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これから向かう茅野駅方面を眺めたりして、

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来た道を戻ります。。。

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こんな史跡も見つつ、、、
諏訪大社参りは終了~

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では暑いけど、、、
茅野駅まで歩きます。。。

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山の上にモクモクと積乱雲が。
なんだか噴煙が上がってるみたい。

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昔の街道らしき通りを抜け、

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相変わらず電車撮って喜び(笑)、


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駅前に突如現れた巨岩や、
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突如現れた古墳に驚きつつも、

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ゴールの茅野駅に到着!

普段はそそくさとお宿に戻るのですが、今日は途中何も食べてなくてお腹すいたので、、、
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駅の近くでさるそば食す。

しかし茅野駅についてから、大型ザックを背負った明らかに山帰りと見える人たちが多数。
しばらくして、ようやく八ヶ岳方面からどんどん人が帰ってきているんだということに気づいた。
しかもよく考えたら、3連休の最終日だったし。。

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という訳で、東京方面のホームは山帰りの人でごった返してる。

でも、ほとんどの人はまるで新品のようなザックを背負ってた。
もしかして、みんな年に数えるほどしか山に行かないのかなぁ・・・?

などどいろんなことを考えつつ、JRにて1駅の上諏訪駅まで移動。
駅からホテルまでは少々離れてるため、前日スルー気味だった観光地をちょっとだけ回って帰還。
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ここ片倉館の温泉は立ったまま入るらしい。
でも、ここで温泉入ってもホテルに帰るまでに汗びっしょりになりそうなので、やめときました・・・
つーかホテルにも温泉あるし。。

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買い物に立ち寄ったホテル近くのコンビニには、なんと有料駐車場が!

そんなこんなで早めにホテルの部屋に戻り、のんびりと過ごしていたところ、、、
夜8時ごろ外から花火の上がる音が!
初めはすぐ終わるちょっとした花火大会かな?と思ってたら、
結局「上諏訪温泉 宿泊感謝イベント」なる3000発ものマジ花火大会だった!
・・・外へ見に行けばよかったorz

でも、ホテルの部屋から眺める花火も贅沢だよね~
多分今回が始めて!
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部屋から花火の様子をパチリ。
ピンボケ写真でスミマセンm(_ _)m

左側が少し切れているのは、湖に面してない側のお部屋だったので。
でも花火が見れて本当にヨカッタ♪


次回はようやく最終日の様子をお届けできると思います!(多分)

///
歩行場所:長野県諏訪市(湖畔のホテル)~長野県茅野市(JR茅野駅)
歩行時間:3時間51分
歩行距離:13km
2018年7月の歩行距離:116km

初めての諏訪湖と諏訪大社(長和~上諏訪:その2)

みなさまこんばんは。

本日は7月2週目から3週目にかけての歩き3日目の続きの様子をお届けします!

さて、スタートから6時間かけてようやく標高1605mの和田峠の頂上までやってきたワタクシですが・・・
出発地点の標高は705mだったため、よく考えると標高900mも登ってきたのか。。
ちなみにこれから向かう諏訪湖の標高は759m。
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峠の側にご丁寧に地図があったので、1枚頂く。

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下り初めは急坂が続く。
道幅も登りとは打って変わってかなり狭い。

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諏訪湖側にはこのような看板があり、とっても安心。

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こちらは「石小屋跡」。人馬の待機所や荷置場だったらしい。
こんな急坂を馬も登ってたのか?!

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草やら笹やら繁茂しすぎ(汗)

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そんな中でもかわいいお花で癒されつつ、、

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だいぶ道幅も広くなって一安心。

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6月28日にクマさんが出没したらしい。
結構最近じゃん?!

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しばらく下ると、時々国道を横切りつつ、

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一里塚跡を通過し、

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ここからしばらくは歩道なしの国道歩行。

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国道を歩き始めてしばらくすると、だんだん頭上に灰色の雲が立ち込めてきた。
遠くからはゴロゴロと雷の音が。
そういえば天気予報で午後は所により雷雨って言ってたな(汗)

そんな中でもちょっと史跡に寄り道。
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こちらは浪人塚。
元治元年(1864年)に水戸から京都に向かってた浪士たちと松本・諏訪の連合軍が戦った場所で、戦死者が弔われているそう。
明治維新の前後って、いろんな場所でいろんな内乱があったんだな・・・と改めて感じる。

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そういえば峠越えたら下諏訪町に突入してた。

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やっと標高1000mまで下りてきた。

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しかし雲行きはどんどん怪しくなってくる。なんだか風も吹いてきたし。雷雨が来るのは時間の問題か。
あんまり意味ないと思うけど、ちょっと小走りしてみたり。


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でも、やっぱり「木落とし坂」には寄ってみよう!

ちょっとした坂を上り、
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木落とし坂に到着~

ここには車でやってきた観光客の方が何人か。
ノリのいいおっちゃんに「しっかり見てってよ」と言われた直後、とうとう雨が降ってきた。

周りを見渡すと、ちょっとした小屋っぽい建物があったのでソッコーで逃げ込んだところ、
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あっという間に土砂降り。
ギリギリセーフだった。。。

雨宿りしてる間に、軽トラで通りかかったおじいさんに「乗せていってあげようか」とお声掛け頂きましたが、いつものように丁重にお断りしました・・・
お気持ちだけありがたく頂戴しますm(_ _)m

結局雨は20分程度で止み、
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いざ再出発!
ほんの30cm程度のひさしの下で雨宿りしてました。。。

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では、改めて木落とし坂を見学。
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うわーかなりの急坂。
ここから木に乗って滑り下りるとは(汗)

木落とし坂を堪能した後は・・・先を急ぎます。。
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先程の雷雨で、熱せられた地面が冷やされていろんな所から湯気が!

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どこもかしこも湯気だらけ。。
ちなみにこの日の最高気温は諏訪で34.5度だったみたい。

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通り過ぎていった雷雲を見つつ、

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こちらを右折すると、いよいよ諏訪大社の下社春社はもうすぐ。
諏訪大社は全部で4社あるのですが、今回全部参拝するつもり。

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目の前には初めて見る諏訪湖が♪

ここから階段をどんどん下っていきますと、
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ようやく諏訪大社春社に到着~
・・・なんだか境内の横から入ってしまった模様。
またやっちゃったorz

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気を取り直して巨木がそびえる境内を散策。

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いつもの参拝をば。

その後、浮島社を経由して、
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万治の石仏をぐるぐる回って参拝。
ワタシは「時計周りに」って書いてあったのを見過ごして、思いっきり反時計回りに回ってしまいましたが。。

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近くの川は先程の雷雨のせいか、濁流と化してる。

そんな川の側でバルブを閉めたり、なにか作業をしてるおっちゃんが。
ワタシがしばらく川をぼんやり眺めている間に、作業が終わったらしいおっちゃんに話しかけられた。
おっちゃんはこれから自転車でお家へ帰るようで、観光客がどんどん行き交う中、初めは立ち話でその後ゆっくり歩きつつしばらくお話し。

この川の水はとってもいい水で、皮膚病とかも治ってしまうらしい。
そんな水が流れ込んでる諏訪湖だけど、今は水質が以前に比べて悪くなってしまったそう。
おっちゃんは他にもいろんな話をしてくれたんだけど、なんだか聞き取りにくくて・・・多分半分も聞き取れませんでしたがm(_ _)m
5分程度お話ししてお別れ。これからもどうかお元気で!

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諏訪湖が見える高台に戻ってきた。
ここからは天気がいいと富士山が見えるみたいだけど、今日はまったく見えずorz

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途中、「信玄ゆかりの矢除石」なる気になる看板が。
ちょっと寄ってみるか。

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石段を登った先に矢除石はありました!
詳細は割愛させていただきますが・・・長野に来てから信玄の史跡がだんだん増えてきたな。

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出発から10時間以上かかり、ようやく下諏訪宿へやってきた。

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蛇口からは温泉が!
実は当初下諏訪宿の温泉宿に宿泊しようと思ってたけど、上諏訪のホテルのほうが安かったので変更した次第。

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こちらが本陣跡。

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そしてお次の諏訪大社下社秋社に到着~
なんとなく雰囲気が出雲大社に似てる・・・

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ちょっとした坂を上り、

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境内にはまたもや大木が。

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しめ縄立派!

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こちらでいつものお参り。

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改めて御柱すごーい!

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こちらは「さざれ石」
国家に歌われてるヤツです。。

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諏訪大社の今日の参拝はこれにて終了~
鳥居を出た先のこの景色もなんとなく出雲大社の風景に似てる・・・

ここでとうとう手持ちの水が底をついてしまった。途中で湧き水も補充したのにorz
2リットルは飲んでしまった計算。
しかたなくコンビニで飲み物を補充し、

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やっと諏訪湖のほとりへ。
初めて近くで見た諏訪湖は・・・なんとなく島根の宍道湖に似てる。。

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夕暮れの中、諏訪市突入!

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今日もとうとう日が暮れる。

たくさんの観光客が思い思い散策する湖畔を進み、
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メチャ至近距離でくつろぐカモさんたちを驚きながら見つつ、、

めずらしく12時間も歩き、やっとのことで今日のお宿に到着。
一通りお洗濯と食事をした後は、パッタリと就寝。

///
歩行場所:長野県長和町(国道沿いの民宿)~長野県諏訪市(湖畔のホテル)
歩行時間:12時間3分
歩行距離:36km →超アバウト。もう少し距離あるかも?
2018年7月の歩行距離:103km

またもや峠越え(長和~上諏訪:その1)

みなさまこんばんは。

7月2週目から3週目にかけての歩きの話しがなかなか進まず恐縮ですが、、、
本日は3日目の様子をお届けします!

さて、前日は連日の暑さとハードな行程で夜7時過ぎにはパタッと就寝してしまったワタクシでしたが、この日も峠越えがあるにもかかわらず40km近い距離のハードな行程。
しかも今日もまた相当暑そうorz
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想像以上のボリュームの朝食を頂き、こちらの民宿みやを7時20分頃には出発。
シンプルでリーズナブルなお宿でした!

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前日通過した中山道への分岐点まで戻り、

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一旦国道142号線へ。

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あの右側に民家の見える辺りの道が旧道なんだろうな・・・と思いつつ、ついつい歩道も広い国道を歩いてしまう。

そんな国道の歩道脇には、たくさんの花々が。
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ホタルブクロがたくさん!

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こちらはヤブカンゾウでしたっけ?

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この花もたくさん咲いてるけど・・・なんだろう?
分かったらシラーっとアップしときます・・・

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結局、国道から旧道へ。

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旧道沿いには昔からのお宅があちこちに。

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バス停もなかなか立派な造り。

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道沿いには道路を横断するための地下道が。
今は静かなこの道も、以前は交通量の多い国道だったのか。

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旧道から更に山沿いの道を進んでみる。
すると、山の斜面からガサガサと音が…シカだ!
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一瞬のことで写真には撮れませんでしたが。。。
シカ見るのは今年は初めてか。

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だんだんと上ってくる。

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なんと環境のよい小学校!

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いよいよ和田宿へ。

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なつかしい雰囲気のお店もあり、
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少しだけどお水飲んでみた。
冷たくてとってもおいしい♪

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静かな心地いい雰囲気の町並みが続く。

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立派な建物もあちこちに。

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ここが本陣らしい。

何気に門をくぐり敷地内に入ってみると、どうも本陣の建物内の見学はお金がいるみたい。
うーん。先も長いし。ここはスルーするか。。と歩き出そうとしたところ、そんなワタシの様子を見ていた係の年配の男性が話しかけて来られて、「広間だけでも見て行ってください」と。
・・・なんだか申し訳ないです。。。と思いつつ、重々しい扉を開けて、広々とした建物の中を見せて頂いた。(写真撮るの忘れたorz)
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こちらの建物の詳細についても色々とご説明頂いた。
復元にはかなりの費用がかかったとのこと。
あと、これからの行程についてお話しすると、これから先も所々に湧き水があるので、お水はそこで補給すればいいでしょうとのこと。
スルーしようと思ってたところをわざわざお声がけ頂き、色々とありがとうございました!

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その後、すぐ近くにあった広々とした東屋で休憩。
キレイなトイレもありました♪

今、グーグル先生で調べましたところ、ここ和田宿は再開発にかなり力を入れている模様。
ここは自然も豊かだし、味わい深い町並みだし。
もう少し観光客向けのお店が増えて宿泊施設も整えば、訪れる人も大いに増えるような気がする。

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まあ、ワタシは観光チックではないこんな感じのお店を見て歩くのが結構好きなのですがww

そんな和田宿を通過した後は、またもやフツーの道へ。
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歴代の道しるべがずらり。

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茅葺き屋根のバス停なんてめずらしい!

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国道は歩道なし区間もあったり。
しかし下諏訪まであと26kmか。
今日の目的地は上諏訪なので・・・あと30km以上?!(汗)

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静かな道を消防車がけたたましく通り過ぎて行ったり、頭上にはヘリコプターが飛んでたり。
結局何があったのかは不明。

しばらく国道を進み、
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こちらから中山道へ突入。

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両側にきれいに一里塚が残ってたり。

しばらく明るい山中を進んだ後は、
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既に標高1100mの車道へ。

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ここからまた山道へ。

ここで車から降りて散策されてたご夫婦らしき方に話しかけられ、横川から塩尻まで歩いてる途中ですとお伝えしたところ、メチャメチャ驚かれた。
中山道を歩いてると、なんだかメチャ驚かれることが多いです。。。

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もちろん熊鈴はガンガン鳴らして歩きます!

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想像してたより明るくて広々とした道が続く。

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ちょっと古びてはいるものの、案内板もあり。
ところで接待って、、、なんか接待してもらえるのか?

などど考えつつ進んで行きますと、
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目の前に建物が。
あれが「接待」か?!

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こちらの建物は復元されたものだけど、この場所で文字通り旅人に接待を行ってたらしい。

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では、今では接待はないものの、、
接待小屋の中で涼みつつお昼休憩。

その後、接待小屋のすぐ近くに湧き水があったので、水を汲もうとちょっとした段差を下ろうとしたところ・・・
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この写真を撮った直後にズリコケました。。
デジカメに若干傷が入ってしまったのと、自分自身もシャツの右ひじあたりが破れてしまうほど右腕をすりむいてしまった。
たいしたことないところでも、気を抜いちゃいけんなorz

負傷しながらもおいしい水をたっぷりと補充し、、、

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改めて中山道へ。

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引き続き道幅広くて明るい道が続く。

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この花まだつぼみだけど、何だろう???
一瞬、函館山で見たオオウバユリを思い出した。(今改めて写真見たら全然姿が違ってたけど。。)
花が咲いてるのを見たかったな・・・

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山道は途中から苔むした石畳の道へ。
非常に滑りやすく、慎重に歩みを進める。

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しばらく続いた石畳の道もなんとかクリアし、久しぶりの車道へ。

ここで、道路の反対側をめずらしく30代くらいに見える女性が1人で歩いてる!
道路を横断し話しかけたところ、下諏訪から歩いてきたらしく「とりあえず唐沢まで行ってしんどかったらバスに乗るかも」と。その手にはしっかりと山と渓谷社の中山道のハンドブックが。
「熊がこわいけど」とも言ってた。そういえば熊鈴つけてなかったなぁ。まぁ、きっと大丈夫でしょう!(根拠なし)
ほんの数分の立ち話だったけど、話してたらなんだか元気でました。ありがとう!

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先程の女性とお別れしてすぐの所にあったドライブインは、既に廃墟と化してた。

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ここからはウネウネと曲がっていく車道を横切るように進む。

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景色が開けてきた。
和田峠はもうすぐか?!

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息を切らしながら最後の坂を登って行き、

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13時頃、ようやく標高1605mの和田峠(古峠)に到着!

一息ついていると、少し前から後ろからものすごい勢いで登ってきてるな・・・と思ってた人が追いついてきた。
40代前半ぐらいに見えるその男性に、道を聞かれたついでにあれこれお話し。
今日は本当だったら御嶽山で開催されるウルトラマラソンに出場するはずだったけど、大雨の影響で中止となってしまい、練習で山を走ってるとのこと。
過去には100kmマラソンで優勝されたこともあるとのことで、毎日30km走ってるらしい・・・
なんだかスゴイ人に会ってしまいました。。。

今日は車山を経由してここまで来たらしく・・・話をしてるときはピンとこなかったけど、後で見ると予想通りスゴイ行程!
これから三峰山に行きたいということで、ワタシもここに来るのは初めてなので・・・などど話してたら、
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看板見つけた♪
「中央分水嶺トレイル」などという道があるとは。初めて知った。。

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10分程度お話しし、「気をつけて!」とお別れ。颯爽と山を走りながら登って行くのを見送る。
ホントにスゴイ人だな・・・ワタシも頑張らなきゃ!

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さて、その後ワタシは峠の側にあった坂道を登り、

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ちょっとかすんではいたものの遠くに見える御嶽山を拝み、

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あんなところまで車で登れるの?!と驚きつつ美ヶ原を堪能。

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坂を下る途中には、初めて見る可憐な花が。
つい先程確認したところ、キバナノヤマオダマキみたい。

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結局30分ほどウロウロして、元の峠に。
実はワタシ、御嶽山遥拝所が側に見えた山の上にあると勘違いしてついつい登ってしまったのですが・・・

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何のことはなく、峠のすぐ横に遥拝所はありましたorz
さっきの男性に山の上にあるってウソ言っちゃったな(汗)

でも、ちょっとしたピークまで登ったおかげで、中山道の道中では見えなかった美ヶ原も見えたし、キバナノヤマオダマキのカワイイ花も見れたし。
結果オーライとしよう!(笑)


すみませんが、今日のところはここまで。
次回は3日目の歩きの続きの様子をお届けします!

素朴な中山道の宿場町を巡る(佐久平~長和:その2)

みなさまこんばんは。

本日は7月2週目から3週目にかけての歩き2日目の続きの様子をお届けします!

さて、天気よすぎの空の下、暑い暑いと言いつつも中山道を西へ向かってひたすら進むワタクシですが、、、
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八幡宿から一瞬国道142号線に合流するも、

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すぐさま次の望月宿へと向かう県道へ。

途中一里塚跡を抜けて行き、
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こちらの瓜生坂を下り、
つーてもついつい車道を進んでしまい、旧道は歩かずorz

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この川を渡ると望月宿。

ちなみにこの辺りの中山道は寛保二年(1742年)の大洪水で町が道ごと流されてしまい、ルートが変更されたそう。
広島でも豪雨災害があったばかりだし・・・自然は昔からいろんな場所で猛威を振るっているんだなと改めて思う。

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先程の八幡宿と比較すると、以前からの建物がかなり残ってる。

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しかし暑い。。もう汗ダラダラ。

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こちらの本陣跡に建つ歴史資料館はスルーし、、

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なんとなく気になった大伴神社の石段を登り、

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拝殿にて参拝後、広々とした境内でしばしお昼休憩。

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その後はしばらく中山道の案内標識に従い進む。

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これはヤブカンゾウかな?
あちこちに咲いてる。

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望月宿から30分で、お次の宿場町へ。

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こちらは、先程の望月宿とこの次にある芦田宿との間にある、「茂田井間の宿」
パンフレットが入ったちゃんとしたボックスも用意されてて、かなり観光に力を入れている模様。

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町並みも散策するにはちょうどいい感じかも♪

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酒蔵もあったり。
途中もう1件酒蔵があったけど、結局中には入らず。

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昔ながらの町並みが続く中、ずんずん坂を上って行く。

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時には地元の方にあいさつしつつ、

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こちらの公衆トイレはとってもキレイで快適でした!
最近、キレイなトイレが増えてきてとっても嬉しい♪
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そういえば知らん間に立科町に突入してた模様。

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情緒豊かな静かな町並みは意外と長く続き、

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最後は急坂の「石割坂」で終了。

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町を抜けると景色が開ける。

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そしてすぐさまお次の芦田宿へ。

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こちらは先程の茂田井間の宿ほどは観光に力を入れていない感じ。

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本陣跡は現在はフツーに人がお住まいのため、非公開。
中山道のこの付近の本陣跡って、そういうお宅が多いなぁ。
何百年もずっと住まい続けてるのって大変だと思うし、すごいなと感じる。

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屋号を掲げた昔からの建物もあちこちに。

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・・・しかし暑い。
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ネコちゃんも日陰でお休み中。
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芦田宿を抜けると、天然記念物の松並木が。

しかし松並木を登り始めたところで心臓がパクパクしてきた。
ヤバい。また熱中症になりかけか汗
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そのため、木陰に腰掛けてしばし休憩。
10分ほど休んだら、なんとかパクパクは回復。ヨカッタ。。

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途中公園も整備されてた松並木は1km程度続いてた。

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あーまた今日も峠越え。。

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汗を拭きつつ笠取峠の頂上に到着しますと、長和町に突入!

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峠を越えるとちょっと嬉しい下り坂。

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昔の様子を描いたこんなパネルもあったり。

下り坂の途中からは、
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涼しげな旧道を行く。
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涼しげに小川が横断してたり。

そうこうしてたら、お次の宿場町のはずれにある神社へ到着。
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こちらの松尾神社は、たくさんの摂社があり、興味深く参拝。

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鳥居を通り抜けて一礼し、進んだ先には
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長久保宿が。
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屋号が掲げられた静かな町並み。
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現在は歴史資料館の「一福処濱屋」は、明治初期に旅籠として建てられたけど、中山道の交通量が減ってしまったため、開業には至らなかったらしい。

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こちらの本陣跡もまたもやフツーに人がお住まい。

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あちこちに昔からのお家が。

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町外れの近くまで続いてた。

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宿場町を抜けると、またもや気持ちよく景色が開ける。

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しかしここでまさかの歩道なし。しかも交通量まあまあ多い(汗)
とはいいつつ、屏風のようにそびえる美しい山々に吸い込まれるように進んで行くと、

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国道142号線と152号線の交差点に。
宿はもうすぐ!

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中山道はここを右折だけど、今日のお宿はちょっとだけ直進。
明日はここまで戻ればOKだね。

ここからお宿まですぐに着けるかと思ってたらなかなか着かず、
一瞬焦りましたが、、
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無事、本日のお宿に到着♪


お風呂に浸かって一息ついた後、晩御飯を食べたらソッコーで睡魔がやって来た。
そして今回最速の19時過ぎにはパタッと就寝。


///
歩行場所:長野県佐久市(JR佐久平駅近くのビジネスホテル)~長野県長和町(国道沿いの民宿)
歩行時間:8時間39分
歩行距離:29km
2018年7月の歩行距離:67km
プロフィール

生まれも育ちも広島のアラフィフ(女)が一人で会社の休みの日を利用し、徒歩でてくてく旅してます。
2004年に歩き始めたときはただの散歩気分だったけど、いつの間にやら日本中を巡る旅へ!

最近はランニングにも力を入れており、2019年秋にはフルマラソンも完走♪

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