みなさまこんばんは。
本日は、10月の愛媛県中島一周の様子をお届けします!
2021年10月2日(土)
さて、松山を経由してようやく今回の目的地中島(なかじま)に到着したワタクシですが・・・
まずは港の観光案内図を確認。

中島一周道路は約20kmの道のり。
日帰りもヨユーで可能だけど、2か月ぶりの歩きだし、、
今日は島を時計回りにのんびり歩いて、この神浦(こうのうら)港の手前約3kmのところにある、ペンションに宿泊する予定。
あと、この島はトライアスロンで有名らしいので、県外からの観光客が来るのも抵抗感は少ないだろうという目論見もあり。
実際、あまり観光化されていない離島ではホームページに「まだ〇〇島には来ないでください」と書いてあるところもいくつかあった。

トライアスロンの看板見つつ、10時過ぎに出発。

さっそく、キレイな海がお出迎え♪
コロナでしばらく出かけられなかったけど、真っ先に行ってみようと思ったのが離島ということは・・・
よくあるあるの「海が好きか?山が好きか?」という質問の回答は完璧に「海です!」ということになるんだろうと思う。

島の道路は、サイクリングコースとしても整備されている模様。
先程のフェリーの最終目的地である、島の反対側にある西中港まではあと7km。
離島独特のゆったりのんびりした雰囲気に早くも癒されつつ進んでいくと、

目の前に、島がたくさんポコポコ見えてきた。

ちなみに、この2つ小山が並んでる島は「DASH島」として有名な由利島。
そんな、DASH島やらその他いろんな島を眺めつつ進んでいくと、

砂浜の先に石がゴロゴロ集まってる場所が。
なんとなく気になって行ってみると、

つぶ貝(北海道のつぶ貝とは違う種類で、塩ゆでして食べると美味しい)みたいな貝がたくさん!!!
でも、すぐに食べれないからな・・・ここは採らずにそのまま進もう。

瀬戸内海の砂浜は、先般歩いた新潟や富山みたいに砂が締まってなく、足が埋まってしまい歩きにくいので、いそいそと退散。

舗装路に復帰してしばらくすると、目の前におもしろそうな小島・・・といってもどうやら陸続きみたい。
時間もそんなに気にしなくてもいいし、ちょっと寄ってみるか。
そうこうしてると、その小島の前に軽自動車が止まった。
なんとなく邪魔だなぁ(失礼)と思ってると、その車からおじいさんが出てきて、中島を歩いてるのかと話しかけられた。
これから一周するんですよ~とお答えすると、そうか。と言って、この気になってた小島のことを丁寧に教えてくれた。
この小島は大城というらしく、戦国時代は忽那(くつな)水軍の拠点だったそうで、島の上部からはそのころのお皿とか、食器がでてくるらしい。
あと、2~3年前に愛媛大学がこの島の地質調査を2週間ほどしたらしく、この道を車で毎日お散歩してるおじいさんは大学の人にこの島の地質を教えてもらい、そのとき教えてもらったことを紙にメモして、中島に観光しに来た人に伝えてるとのこと。
中島は約2億年前の花崗岩からできているけど、大城は約1500万年前の安山岩でできており、このように違う岩石でできた小島はかなり珍しいらしい。
おじいさんもとっても勉強になったと言われてた。
(今調べたら、愛媛大学の「愛媛県中島にみられる瀬戸内火山岩岩脈貫入境界部の岩石学的検討」っていう論文が出てた。。)
そして、今は島と陸続きになってるけど、潮が満ちると離れ小島になってしまうことと、この道の少し先から写真を撮るととってもいいとゴリ押しされたので、

とりあえず、少し先まで歩いて撮影をば。
左に写ってるのがおじいさんの軽自動車。

そして、おじいさんから別れ際におミカンを頂いた。
後で食べたところ、とっても甘くておいしかった!
いろんなお話しと、おミカンをありがとうございましたm(_ _)m

さて、前知識もいただいたところで、、、
大城へ渡ってみよう。

たしかに!
岩の分かれ目が超ハッキリしてる。。。(上の白いのが花崗岩で、下の黒いのが安山岩)
他にも大量に写真を撮ったけど、ここでは割愛させていただきます
m(_ _)m

岩も気になったけど、ワタシはフジツボも気になります。。。
実は、まだ食べたことがないので、いつの日かぜひ♪

そんな楽しい時間を過ごした大城を後に。

ところで、あまりにも大城で寄り道し過ぎて、スタートから1時間半経ってもまだ2kmちょっとしか進んどらんorz
そろそろ本気出そう。

今度は西方面の島々が見えてきた。

スマホ地図で見ると、こんな感じ。
一番先に見えるのは山口県の周防大島だ!

ここで、県道を離れて遊歩道に進んでみる。

分岐点のすぐそばにいた人懐っこいヤギさんとしばらく戯れて、

静かな遊歩道を進む。

さっきと同じような小島が、ここにも。
この後も、こんな感じの小島をあちこちで見た。

対岸に見えてきたのは怒和島(ぬわじま)。
ここは潮の流れが速い。

そろそろお昼になったので、石がゴロゴロの海岸で日陰を求めてお昼休憩。
10月になったというのに、西日本はまるで真夏のような暑さ(**)
この日もたしか30℃近くあったはず。

美しい海と港と、次の集落が見えてきた。

遊歩道はここでおしまい。
静かな集落を進み、

今日初めての上り坂。
オシャレなスイーツのお店があったけど、最初でかなり時間を押してしまったので、残念だけどスルー。

下って行くと、今度は北方面の景色。

袋がけしてあるたくさんのおミカンを眺めながら、

交通量極小の快適な道を進む。

どうやらここでトライアスロンは折り返し。

スタート地点の神浦港から3時間20分かかり、ようやく西中港へ到着。

西中港はなんとも質素な造り。
港の手前にあった公園でトイレ休憩を済ませ、

もう、あとはガンガン進むだけかな。

島のあちこちにミカン畑。

そして集落を過ぎるとまた上り。

坂の上から見下ろす風景。

この島で一番大きい大浦港まであと9km。

広島県側の島々が見えてきた。

そして、ようやく中島の北の突端が。
突端まで道はついていないので、県道は手前で島の東側へ。

こちらの集落も静かな雰囲気。

日中はまだまだ暑いけど、もう秋の気配。

集落過ぎたらまた上って下る。

これが島の西側最後の集落か~と思ったら・・・
港だけだった。。。

今度の上りは結構道が狭い。
そしてこの道を島内バスがものすごい勢いで通過。。
しばらく続いた狭い道もほどなく広い道になり、

四国が見える島の東側へ。
遠くには石鎚山もかすかに見える。

こちらの斜面にはお茶畑!

集会所(?)はなんとなく賑やかでしたが。。
それ以外は静かな集落を抜けて、

中島のすぐ横にある睦月島(むづきじま)が見えてきた。
引き続きウネウネと海岸線に続く道を進み、

ようやく中島最大の集落である、大浦が見えてきた。
海水浴場を進んだりしつつ、

大浦港通過。
今日のお宿まではあと3km♪

またもやアップダウンを繰り返し、

島遍路の石仏を眺めつつ、

少し狭い路地を抜けたあと、姫ヶ浜海水浴場のすぐ近くのお宿へと到着♪
おいしい夕食を頂き、結構速攻で就寝。
//
歩行日 :2021年10月2日(土)
歩行場所:愛媛県松山市中島(神浦港~西中港~大浦港~姫ヶ浜海水浴場近くのペンション)
歩行時間:6時間8分
歩行距離:22km
2021年10月の歩行距離:28km
2021年の歩行距離:553km
2021年10月3日(日)
翌日は、通常朝食8時からのところを少々無理を言い、船の時間に合わせるため30分前倒ししていただいて、8時過ぎにお宿を出発。

近くの海水浴場の東屋では、テント張ってる人がいた。
実は、ワタシも当初テント泊を考えていたのですが・・・軟弱にお宿泊にしてしまったorz
しかし、一応コロナで窮地に立たされている宿泊施設を救うという名目を掲げて。。

途中、港の中の濃い魚影にコーフンしたり、(チヌかしら?)

愛媛は「みきゃん」強し。と改めて感じたりしつつ、

昨日降り立った神浦港にて、今回の歩きは終了~

帰りは高速船にて、高浜港まで約25分の船旅。
高浜港から、松山観光港へ徒歩にて移動し、広島まではフェリーにて帰還。
中島でののんびりゆったりしたペースに1日ですっかり慣れてしまい、広島に帰ってから街のにぎやかさにイライラしてしまった自分に結構驚いたワタクシでした。。
//
歩行日 :2021年10月3日(日)
歩行場所:愛媛県松山市中島(姫ヶ浜海水浴場近くのペンション~神浦港)
歩行時間:46分
歩行距離:3km
2021年10月の歩行距離:31km
2021年の歩行距離:556km
本日は、10月の愛媛県中島一周の様子をお届けします!
2021年10月2日(土)
さて、松山を経由してようやく今回の目的地中島(なかじま)に到着したワタクシですが・・・
まずは港の観光案内図を確認。

中島一周道路は約20kmの道のり。
日帰りもヨユーで可能だけど、2か月ぶりの歩きだし、、
今日は島を時計回りにのんびり歩いて、この神浦(こうのうら)港の手前約3kmのところにある、ペンションに宿泊する予定。
あと、この島はトライアスロンで有名らしいので、県外からの観光客が来るのも抵抗感は少ないだろうという目論見もあり。
実際、あまり観光化されていない離島ではホームページに「まだ〇〇島には来ないでください」と書いてあるところもいくつかあった。

トライアスロンの看板見つつ、10時過ぎに出発。

さっそく、キレイな海がお出迎え♪
コロナでしばらく出かけられなかったけど、真っ先に行ってみようと思ったのが離島ということは・・・
よくあるあるの「海が好きか?山が好きか?」という質問の回答は完璧に「海です!」ということになるんだろうと思う。

島の道路は、サイクリングコースとしても整備されている模様。
先程のフェリーの最終目的地である、島の反対側にある西中港まではあと7km。
離島独特のゆったりのんびりした雰囲気に早くも癒されつつ進んでいくと、

目の前に、島がたくさんポコポコ見えてきた。

ちなみに、この2つ小山が並んでる島は「DASH島」として有名な由利島。
そんな、DASH島やらその他いろんな島を眺めつつ進んでいくと、

砂浜の先に石がゴロゴロ集まってる場所が。
なんとなく気になって行ってみると、

つぶ貝(北海道のつぶ貝とは違う種類で、塩ゆでして食べると美味しい)みたいな貝がたくさん!!!
でも、すぐに食べれないからな・・・ここは採らずにそのまま進もう。

瀬戸内海の砂浜は、先般歩いた新潟や富山みたいに砂が締まってなく、足が埋まってしまい歩きにくいので、いそいそと退散。

舗装路に復帰してしばらくすると、目の前におもしろそうな小島・・・といってもどうやら陸続きみたい。
時間もそんなに気にしなくてもいいし、ちょっと寄ってみるか。
そうこうしてると、その小島の前に軽自動車が止まった。
なんとなく邪魔だなぁ(失礼)と思ってると、その車からおじいさんが出てきて、中島を歩いてるのかと話しかけられた。
これから一周するんですよ~とお答えすると、そうか。と言って、この気になってた小島のことを丁寧に教えてくれた。
この小島は大城というらしく、戦国時代は忽那(くつな)水軍の拠点だったそうで、島の上部からはそのころのお皿とか、食器がでてくるらしい。
あと、2~3年前に愛媛大学がこの島の地質調査を2週間ほどしたらしく、この道を車で毎日お散歩してるおじいさんは大学の人にこの島の地質を教えてもらい、そのとき教えてもらったことを紙にメモして、中島に観光しに来た人に伝えてるとのこと。
中島は約2億年前の花崗岩からできているけど、大城は約1500万年前の安山岩でできており、このように違う岩石でできた小島はかなり珍しいらしい。
おじいさんもとっても勉強になったと言われてた。
(今調べたら、愛媛大学の「愛媛県中島にみられる瀬戸内火山岩岩脈貫入境界部の岩石学的検討」っていう論文が出てた。。)
そして、今は島と陸続きになってるけど、潮が満ちると離れ小島になってしまうことと、この道の少し先から写真を撮るととってもいいとゴリ押しされたので、

とりあえず、少し先まで歩いて撮影をば。
左に写ってるのがおじいさんの軽自動車。

そして、おじいさんから別れ際におミカンを頂いた。
後で食べたところ、とっても甘くておいしかった!
いろんなお話しと、おミカンをありがとうございましたm(_ _)m

さて、前知識もいただいたところで、、、
大城へ渡ってみよう。

たしかに!
岩の分かれ目が超ハッキリしてる。。。(上の白いのが花崗岩で、下の黒いのが安山岩)
他にも大量に写真を撮ったけど、ここでは割愛させていただきます
m(_ _)m

岩も気になったけど、ワタシはフジツボも気になります。。。
実は、まだ食べたことがないので、いつの日かぜひ♪

そんな楽しい時間を過ごした大城を後に。

ところで、あまりにも大城で寄り道し過ぎて、スタートから1時間半経ってもまだ2kmちょっとしか進んどらんorz
そろそろ本気出そう。

今度は西方面の島々が見えてきた。

スマホ地図で見ると、こんな感じ。
一番先に見えるのは山口県の周防大島だ!

ここで、県道を離れて遊歩道に進んでみる。

分岐点のすぐそばにいた人懐っこいヤギさんとしばらく戯れて、

静かな遊歩道を進む。

さっきと同じような小島が、ここにも。
この後も、こんな感じの小島をあちこちで見た。

対岸に見えてきたのは怒和島(ぬわじま)。
ここは潮の流れが速い。

そろそろお昼になったので、石がゴロゴロの海岸で日陰を求めてお昼休憩。
10月になったというのに、西日本はまるで真夏のような暑さ(**)
この日もたしか30℃近くあったはず。

美しい海と港と、次の集落が見えてきた。

遊歩道はここでおしまい。
静かな集落を進み、

今日初めての上り坂。
オシャレなスイーツのお店があったけど、最初でかなり時間を押してしまったので、残念だけどスルー。

下って行くと、今度は北方面の景色。

袋がけしてあるたくさんのおミカンを眺めながら、

交通量極小の快適な道を進む。

どうやらここでトライアスロンは折り返し。

スタート地点の神浦港から3時間20分かかり、ようやく西中港へ到着。

西中港はなんとも質素な造り。
港の手前にあった公園でトイレ休憩を済ませ、

もう、あとはガンガン進むだけかな。

島のあちこちにミカン畑。

そして集落を過ぎるとまた上り。

坂の上から見下ろす風景。

この島で一番大きい大浦港まであと9km。

広島県側の島々が見えてきた。

そして、ようやく中島の北の突端が。
突端まで道はついていないので、県道は手前で島の東側へ。

こちらの集落も静かな雰囲気。

日中はまだまだ暑いけど、もう秋の気配。

集落過ぎたらまた上って下る。

これが島の西側最後の集落か~と思ったら・・・
港だけだった。。。

今度の上りは結構道が狭い。
そしてこの道を島内バスがものすごい勢いで通過。。
しばらく続いた狭い道もほどなく広い道になり、

四国が見える島の東側へ。
遠くには石鎚山もかすかに見える。

こちらの斜面にはお茶畑!

集会所(?)はなんとなく賑やかでしたが。。
それ以外は静かな集落を抜けて、

中島のすぐ横にある睦月島(むづきじま)が見えてきた。
引き続きウネウネと海岸線に続く道を進み、

ようやく中島最大の集落である、大浦が見えてきた。
海水浴場を進んだりしつつ、

大浦港通過。
今日のお宿まではあと3km♪

またもやアップダウンを繰り返し、

島遍路の石仏を眺めつつ、

少し狭い路地を抜けたあと、姫ヶ浜海水浴場のすぐ近くのお宿へと到着♪
おいしい夕食を頂き、結構速攻で就寝。
//
歩行日 :2021年10月2日(土)
歩行場所:愛媛県松山市中島(神浦港~西中港~大浦港~姫ヶ浜海水浴場近くのペンション)
歩行時間:6時間8分
歩行距離:22km
2021年10月の歩行距離:28km
2021年の歩行距離:553km
2021年10月3日(日)
翌日は、通常朝食8時からのところを少々無理を言い、船の時間に合わせるため30分前倒ししていただいて、8時過ぎにお宿を出発。

近くの海水浴場の東屋では、テント張ってる人がいた。
実は、ワタシも当初テント泊を考えていたのですが・・・軟弱にお宿泊にしてしまったorz
しかし、一応コロナで窮地に立たされている宿泊施設を救うという名目を掲げて。。

途中、港の中の濃い魚影にコーフンしたり、(チヌかしら?)

愛媛は「みきゃん」強し。と改めて感じたりしつつ、

昨日降り立った神浦港にて、今回の歩きは終了~

帰りは高速船にて、高浜港まで約25分の船旅。
高浜港から、松山観光港へ徒歩にて移動し、広島まではフェリーにて帰還。
中島でののんびりゆったりしたペースに1日ですっかり慣れてしまい、広島に帰ってから街のにぎやかさにイライラしてしまった自分に結構驚いたワタクシでした。。
//
歩行日 :2021年10月3日(日)
歩行場所:愛媛県松山市中島(姫ヶ浜海水浴場近くのペンション~神浦港)
歩行時間:46分
歩行距離:3km
2021年10月の歩行距離:31km
2021年の歩行距離:556km