広島発ときどき歩き旅

広島より、仕事の休みを利用し歩いて旅してます。 昨今はコロナの影響も多少はありつつも、マイペースで歩き旅を続けてます。

30_和歌山県

新宮観光で2018年始動開始!

みなさまこんばんは。

本日は、年末年始の歩き5日目の様子をお届けします!

さて、この日はいよいよ2018年の元旦と相成ったわけですが・・・
毎年のことですが新春気分皆無のワタクシは、出発地の新宮市街地でちまちま観光することに。

歩きの予定は新宮市から三重県熊野市までの約25km。
この距離ならゆっくり出発しても大丈夫♪とばかりにゆっくり起床し、
ゆっくり9時半ごろ宿泊したホテルを出発。

まずは、昨夜ホテルの部屋からライトアップされてるのがよく見えた、
新宮駅すぐ近くの徐福公園へ。
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最近整備されたのかな?
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思ってたより広々とした公園
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そして徐福の墓もあり。
しかし、徐福ゆかりの場所って、今までもいろんなところで見てきたが・・・???
「徐福」についての詳細はここでは割愛させて頂きますので、
気になる方はネットでググッてみてください・・・手抜きですみませんm(_ _)m

徐福公園のあとは、これまた駅の近くにある、
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元旦から頑張って営業してるスーパー「オークワ」へ。

ここで、どうも那智勝浦で落としてしまったっぽいリップクリームを買い求めるとともに、
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とうとう度重なる宣伝広告攻撃に屈して(笑)
那智黒購入~

ちなみに「那智黒」は何者かというと、ご覧のとおりの黒あめ。
食べてみると大きすぎず、小さすぎず、甘すぎず、絶妙な感じがとってもいい感じ♪
今では歩きの際、とっても重宝してます!

那智黒購入後は、そのまま新宮市街地を抜けて行こうかと思ったけど、
ちょっと気になる神社への道案内を見て、、
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この付近でやっぱり引き返すことに。

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途中こんなんあったり。
周りの景色見ても、全然面影ないんですが。。。

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実はこの、阿須賀(あすか)神社に行きたくなった次第。

細い路地を進んで行きますと・・・
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ありましたー!
初詣客もチラホラ。

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こちらも世界遺産。
創建は紀元前に遡り、この神社の裏手にある蓬莱山からは、古代遺跡が発掘されてるらしい。
何気に寄ってみたけどなんともスゴイ場所!

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今日は元旦ですから・・・初詣ですね。。
ちなみにワタシは神社参拝時は、お願い事は一切せずただ祈るのみ。

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この石、気になるのは気のせいかな・・・

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そんな阿須賀神社での初詣もサラッと終了~
蓬莱山を横目に見つつ出発しようとしたところ、神社の鳥居を出たあたりでおじいさんに声を掛けられた。
「ぜひ新宮城跡に寄ってみて」と勧められ、ちょうど帰る方角なのでということで、5分程度お話しを聞きながらご一緒に。

今は股関節を痛めてしまったけど、以前は山登りが趣味で、100名山もすべて登られたらしい。すごい!
そして、新宮城は取り壊されてから復活させて欲しいとの声もあったんだけど、「お金がない」との理由で天守閣は再建されることなく現在に至ってることとか、前日訪れた神倉神社のある神倉山は、世界遺産に登録される前は自由に登れてたんだけど、世界遺産になってからは登山が禁止されてしまい、1度登ってたら叱られたこととか・・・

新宮のことなんて今まで全然知らなかったけど、とってもお勉強になりました。ありがとうございました!

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さて、では城跡に行ってみますか。
実は前日ホテルに向かう際に近くを通ってて、寄ってみたいと思ってたんだよねー

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さーて到着しましたよ♪
なんだか全然人がいませんが。。
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登ってみよう。

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本丸跡まで登ってみる。
なかなか広くて石垣もしっかり残ってる。

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おーいい眺め!
こちらはこれから向かう熊野川方面。
対岸はもう三重県。

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あの山が神倉山か。

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ちょっと角度を変えての神倉山
なんだか山の形が、ワタシの実家近くの山にビミョーに似てる気が・・・

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もちろん市街地と熊野灘もしっかり見える。

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いい景色も堪能したし、そろそろ行くか。

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こちらの大木の根元には、

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ひっそりと五輪塔が。

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約20分の城址散策は、これにて終了~

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あれ?
こっちから登ったほうがよかったんかな??

そんなことを考えつつも・・・
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前日熊野早玉大社へ参拝した際の交差点までやってきた。
これから右折し橋を渡ると、そこはもう三重県♪

・・・なんだか小出しで恐縮ですが、今日はここまで。
次回は、この日の熊野市までの歩きの様子をお届けします!


熊野信仰の本髄に迫る(那智勝浦~新宮)

みなさまこんばんは。

本日は年末年始の歩き4日目、大晦日の様子の続きをお届けします!

さて、無事に那智山の青岸渡寺に参拝し、バスにてJR那智駅まで舞い戻ってきたワタクシですが・・・
相変わらず冷たい雨は降り止まず。
そこですっかり冷えてしまった体をホットにするために、自販機で買ったホットココアを飲みつつ、
朝コンビニで買ったパンをガツガツと食す。

その後駅に隣接する道の駅の土産物販売コーナーを一通り回ってみる。
那智黒も売ってたけど・・・ちょっと量が多すぎるわww
もしかしたら地元スーパーで買うのがいいかも。
まだスーパーに行く機会はきっとあるはずなので、また見てみよう。
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そんな感じで15分ほど休憩し、
まだ小雨の降る中、11時前に本日第二部の歩き出発!

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目的地新宮まではあと12km♪

しかしこのまま何も考えずサクサク進んで行くと、15時前には新宮に着いちゃうな。
朝は早くから出発したし、思いがけず那智山からも早く戻ってきたし。
思いの他時間に余裕ができたので、今日は早めにホテルにチェックインしてのんびりしよう♪
念のため予約済みのホテルにチェックイン開始時間を確認したら、ごくフツーの15時。
15時台に着くように途中で時間調整するか。

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国道はまだまだ歩道のない区間が続く。交通量もまあまあ多い。
ちなみに和歌山県外ナンバーの車がかなり多い。感覚的には半数かそれ以上?

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ん?
こんな所に史跡が。
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神武天皇関連の史跡は、今まで数え切れないぐらい見てきたなぁ。
あと、「戦いの血で真っ赤に染まった」的な場所も。

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やっと雨は止んだけど、、
今日は熊野古道はパスします。。

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久しぶりに浜に出た。
水鳥がいい子して並んでる海岸をしばし眺める。

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新宮市突入!

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あれ。久しぶりに王子跡見るな。

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その横には久しぶりの大型ショッピングセンターが。
なぜか妙にテンション上がる(笑)

この辺りで、着たままだったレインウエアも乾いたのでお片づけ。
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そういえばすさみ町付近から、古くからの民家は平屋建てが多い印象。
やはり通過する台風が多いからなのかな?

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いよいよ新宮の市街地が見えてきた。

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ここから左折すれば熊野本宮大社へ行けるのか。

実は当初ルート計画時は、新宮市に2泊して熊野本宮大社まで歩いて行くことも一瞬考えたけど、
そうすると熊野本宮大社に到着する日は元旦になってしまうので、どう考えても混み混みだと思い、却下した次第。
今度はいつ来れるかなぁ・・・???

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昔からの商店が立ち並ぶ通りに入ってくると、結構車も多くなってきた。
おミカン売ってる店も多い。

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なんだか気になる看板が。
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たしかに山の中腹にに岩がハッキリ見える。

この日は元々新宮市駅近くの熊野速玉大社には参拝する予定でいたけど、
この神倉神社は、雨上がりで石段がツルツル滑りそうで怖いと思い、スルーするつもりだった。
でもこのときの時刻はまだ13時半。
このまま熊野速玉大社に立ち寄ったとしても、15時前に宿に着いちゃうぞ。。

それにどうしてもあの神社気になる・・・やっぱり行ってみよう!!!
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という訳で。。。
裏路地を通り約400m引き返し、
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神倉神社の入口に到着!

しかし入口の横には「石段を上がられる方へのご注意」って注意喚起を促す看板まで立ってる。
雨上がりだというのに・・・大丈夫かなぁ?
でもここまで来たからには上まで登るぞ!
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そして石段の前まで来てみるとビックリ!
何?延々と続くこの急勾配の石段は?!
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少し登ると更に勾配はキツクなり・・・
まるで目の前に立ちふさがる壁のよう。手も使っていかんと登れん(汗)
下りて来る方の中には、相当恐る恐る一段ずつ足を運んでる方も。

こんな石段が最後まで延々と続いたらどうしよう。
ワタシ高所恐怖症なんですが・・・
上がるのはいいとしても、怖くて下りれん(**)

などと思ってたら、、
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上に上がるに連れて、
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傾斜は緩やかになり一安心。
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結局12分程度かかり、上の鳥居まで到着!
この先に駐車場から見えた大岩が。
早速参拝しましょう♪

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なんとすごい!

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この大きな岩は「ゴトビキ岩」
熊野権現が初めて地上に降臨した場所がここらしい。
神倉神社は熊野速玉神社の摂社だけど、熊野速玉大社が「新宮」でこちらが「本宮」

しかしもっと緊張感漂う場所かと思ってたら、全然そんな感じではなく、
何でも受け入れてくれるような大らかな雰囲気。

もちろん岩の横のお宮まで上がってみます♪
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おーいい眺め♪
新宮市街地と熊野灘がよく見渡せる。

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しかしすごい岩だぁ。

しばらくゆっくりしたいけど・・・
20歳前後に見える男の子2人組みが軽やかな足取りで登ってきた。
邪魔にならないように下りるか。

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岩のすぐ近くにあったお宮にも参拝。
ここでちょっとした石段を降りてるとき・・・思いっきりコケました。。。
コケた際、とっさについた両手から衝撃が伝わり肩にきてしまった(**)
でも大事には至りませんでしたので、ご安心を。

そしてこれはきっと「気をつけて石段降りてね!!!」という天からのメッセージに違いない!
と解釈したワタシは、
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帰りは急勾配の石段は降りず、「女坂」でおとなしくトラバース。

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女坂入口付近のこちらのお宮にもお参り。

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しかし女坂とは言え、手加減なしの急勾配(汗)

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なんとか無事参拝終了~
下りはゆっくり足元に注意しながらで、15分ぐらいかかった。

さて、それでは今度こそ熊野速玉大社参拝するか。
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神倉神社から熊野速玉大社間は、まるで昭和にタイムスリップしたかのような街並みが続く。

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夏はここでかき氷なんていいかも。

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そしていよいよ熊野速玉大社の参道入口へ到着。

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参道にはナギの大木が。
木の周りには結構賑やかな人たちが。
また帰りにゆっくり寄ろう。

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こちらも正月の準備は万端。

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ワタシは人ごみは苦手なので、元旦は避け静かな大晦日に参拝するサクセン。
もちろんサクセン通り静かに参拝できました♪

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しかし拝殿よりこちらのお宮が気になった次第。

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なんとも大らかでサワヤカな気持ちのいい境内。

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そして帰り道、大らかなナギの木の前でしばし佇む。

さて、それじゃホテルまで行くかな。
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途中閑散としたアーケード街にて、
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やっとちょうどいい量のおミカンを発見し購入。
しかもとっても甘くておいしかった♪
しかしこのお金の支払い方って・・・
よっぽど治安がいいのか。よっぽどおおらかなのか?!

その後、今回紀伊半島にて何度もお世話になったスーパーオークワで晩御飯の買出しを行い、
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静かな雰囲気の新宮駅を通り抜け、駅から程近い近くの本日のお宿へ16時前には投宿。

年越しまで起きてたかったけど、21時過ぎには力尽き就寝。
でも奇跡的に年が変わる前に一旦目が覚めた♪
ゆく年くる年見ながら2018年を迎えたことを実感し、再度就寝。

///
歩行場所:和歌山県那智勝浦町(JR那智駅) ~ 和歌山県新宮市(JR新宮駅近くのホテル)
歩行時間:4時間44分
歩行距離:15km   
総歩行距離:???km

いよいよ那智山&青岸渡寺へ(那智勝浦~那智山)

みなさまこんばんは。

本日は、年末年始の歩き4日目の様子をお届けします!

さて、朝は宿の近くのコンビニで食料調達し、出発しようとしたワタクシですが…
ここで、ポツポツと雨粒が落ちてきた。
念のため忘れ物がないか確認したかったのもあり、
一旦宿の部屋に戻り、雨具の装着とかもろもろ済ませてから再出発。
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まだ薄暗い中、7時前には出発!

出発前にコンビニに貼ってあるポスターのコンサート案内の開催場所を何気に見たら、和歌山ではなくなんと名古屋!
そうかーもうここは既に名古屋圏なんだ。
たしかに乗り換え案内でここから広島までの経路を検索すると、名古屋経由になったもんなぁ。

そんなことを考えつつ町中の道を進んでたら、道に迷ってしまった(**)
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やっぱり湾の反対側行かなきゃいけないよね(苦笑)

正しい方向確認後は、しばらく海岸線の道を進み、
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無事国道へ合流

その後、那智駅前の交差点にて、
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いよいよ那智山方面へGO!

ちなみに今日の歩きはめずらしく二部構成。
まず那智山まで歩き、那智山からJR那智駅まではバスで戻り、
那智駅から新宮市まで歩く予定です♪

そして、道を曲がると早速世界遺産が出現
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ここは補陀洛山寺(ふだらくさんじ)

寄ろうかどうしようか一瞬迷ったけど、なんともうら寂しいお寺の雰囲気も相成り、結局スルーしてしまった。
しかし後でこのお寺の案内を見たら、「住職が60歳になると、箱舟のような渡海舟にのり観音浄土を目指した寺」と書いてある。
あー!その話聞いたことあるー!!それがここだったのか!!!
しかし舟に乗り込む住職の気持ちって、一体どんなものだったんだろうか・・・・

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なんと分かりよい案内標記

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所々工事中の場所もあったりする川沿いを進む。

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那智山に那智黒売ってるのかな?

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ちょっと旧道に入ってみたり。

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途中、平成23年に起こった大水害の記念碑が。
この付近の地区では20人以上の方が犠牲になったらしい。
そっと手を合わせた。

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ここへきて那智黒攻撃は激しくなるばかり。
伊勢の赤福攻撃に近しいものがあるな(笑)

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坂をずんずん上がって行くと、大きな駐車場が。

どうも熊野古道の大門坂を歩く人たちは、ここで車を降りるよう。
とここで、「那智山のガイドを1日1000円で!」とガイドのおっちゃんに話しかけられた。
ちょっとお参りもしたいので・・・と丁重にお断りして、歩いてきたことをお伝えすると相当驚かれて、
すぐ側の観光施設に座っておられた年配の男性に「歩いてきたんだって!」と。

その年配の男性ともちょっとお話し。
そしてその方から、「これもなにかの縁だから」と
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ナギの葉と実のセットを頂きました。こんなステキなものを頂けるなんて!
これからお守りとして大事にします♪(今はお財布に入れてます)

大門坂手前のバス停で雨宿り兼ねてちょっと休憩したのち、
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いざ大門坂へ!

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そういえば明日はもう正月か。

九十九王子最後の多富気王子跡を感慨深く参拝し、
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杉並木が続く石段を登る。

しかし雨で濡れた石段はよく滑るのでコワい(**)
慎重に歩みを進める。

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ん?何この「守屋」石は?!
どうもいたずらではないようですが・・・
つーかソッコーでは石に名前なんか刻めないよね。。

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しばらく杉の大木に囲まれた石段が続く。

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よく見たら丁石も。

女性の観光ガイドの方から「もう少しですよ」と声を掛けられたりしつつ、
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大門坂は約20分で終了~

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表参道付近はやはりお店多し。

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まだ登るんかー

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モッコクの大樹を眺めつつ、
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あともう少し!

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そしてとうとう熊野那智大社&青岸渡寺の入口に到着!
この反対側が青岸渡寺の入口ですが・・・
まずは熊野那智大社から参拝するか。

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しかしこの日に限って雨だとは。

でも雨って、いろんなことを洗い流してくれるようでいい意味だと勝手に思ってるし、
大事な場所に行くときや大事なことがあったときって、大概雨だわ。。

境内に上がってみると、想像してた雰囲気とは全然違ってた。
やっぱりここで一番大事なのは那智の滝なのかなぁ?
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しかも拝殿は残念ながら工事中。
とは言え、もちろん参拝。

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八咫烏(やたがらす)を祀るこのお宮は若干気になったが。

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明日は大変な人出なんだろうなぁ。

熊野那智大社参拝後は、一旦青岸渡寺との分岐点まで下りて、
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今度はいよいよ青岸渡寺へ!
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今までの長い道のりを思い出し、ちょっと感慨深い思いに浸りつつ石段を登る。

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そして西国三十三所第一番札所の青岸渡寺へとうとう到着!
濡れたレインウェアやザックの水滴をふき取り、いつものお参り。そして御朱印を頂く。
これにて西国三十三所満願達成!
・・・去年のお遍路といい、今年の西国三十三所も大晦日に満願とは。

しかしながら、実は西国参りには番外のお寺が三ヶ所ありまして。。
今回、番外のお寺もすべて参拝することにしてるため、
その三ヶ所をすべて参拝し終わったときが、本当の意味での満願かな。

なので、ここではまだ達成感は感じず。
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とは言いつつちょっとホッとしてたところ・・・
なんと熊野那智大社の境内から、そのまま青岸渡寺の境内まで通り抜けれることが発覚(笑)

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やっぱり那智の滝には行くべきだよね?

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こちらの三重塔は、中に入るにはお金がかかるようなのでスルー

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滝まではかなり急な石段が。

そして滝の入口付近まで来たところで、なんだかバスが走ってる音が。
まさか1時間に1本のバスがこのタイミングで来るわけないよね・・・
と思ってたら、そのまさかだった!

バス停に止まってる1時間に1本しかないバスを目の前にしたワタシは、
これはきっと「このバスで那智駅まで帰りなさい」つーことだよね?
と勝手に解釈し、

結局滝まで行かず、バスに飛び乗っちゃいました。。。


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自分で判断したこととは言え、、、
相当後ろ髪惹かれつつ、バスの車窓より那智の滝を眺める図。

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そしてバスに揺られること約20分、JR那智駅まで戻ってきた。

この日の第二部の様子については次回にて!

///
歩行場所:和歌山県那智勝浦町(JR那智勝浦駅近くのコンビニ) ~和歌山県那智勝浦町(那智の滝前バス停)
歩行時間:3時間17分
歩行距離:10km   
総歩行距離:???km

素朴な熊野古道の道のり(串本~那智勝浦:その2)

みなさまこんにちは。

本日は、先般の年末年始の歩き3日目の続きをお届けします!

さて、トイレ休憩した紀伊田原駅からは、しばし海岸沿いを離れての歩行。
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今日のゴール那智勝浦まではあと15km!
しかしまた国道歩道ないなぁ・・・と思ってたら、すぐ側にウォーキングロードの入口発見♪
早速下りてみる。

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途中カラスの大群が居たりしましたが、

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数百メートル進むとこんな看板が。
あれ?ここって熊野古道だったのか。

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しかし、そのすぐ側には地味…に大辺路の看板が。
なんだかビミョーな道だけど。行ってみるか。

ビミョーな道はそれほど長くは続かず、
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こんな橋渡って国道復帰。

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しばらく国道と平行して紀勢本線が走る。
この列車のラッピングカワイイ!

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そういえばもうすっかりお昼も過ぎてるなぁ。
ちょっと疲れたし、お腹も空いたし、休憩するか。
線路すぐ脇のこのポジションがお日様も当たるし、ちょうど腰掛けれるし。
電車もしばらく来んでしょ。

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と思ってたら特急列車が通過してビビった(汗)

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休憩後しばし国道を進んで行きますと、
那智勝浦町突入~!・・・というトコロですが、

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その手前に熊野古道へと誘う看板が。

ちょっと国道も飽きてきたし、歩道はないし、、ちょっと熊野古道へ入ってみるか。
この付近の詳細地図は持ってないけど、案内板もしっかり出てるし。
大丈夫でしょう!

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峠への道は、ゆるやかな登り坂。

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しかし下りでまたズリコケたが大事には至らず(苦笑)

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里に近いせいか、心細さはなく安心して歩ける。

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迷いそうな場所には看板もしっかりと。

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ちょっとしたピークに大木が!
カツラの木かな?

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林を抜けたその先には、浦神の町が。

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ご近所の方にあいさつしつつ、民家の側をすり抜けて行く。

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屋根の上のネコちゃんにもあいさつしつつ、、

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ここでまたもやちょっとトイレに行きたくなってきた。
紀伊浦神駅に行けばトイレあるんだろうけど、どうも線路を渡り、
100mぐらいの距離を往復しないといけないみたい。
・・・うーんそれほど緊急を要してるわけじゃないし。
ここはパスだな。。

紀伊浦神駅を横目に、またもやご近所の方にあいさつしつつ、
しばらくは線路沿いの道を進む。
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まあなんとご立派!
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その後、墓地の敷地内を突っ切って、

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林道に入り、
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山道へ。
ここも看板出てて安心。

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思ってたより登りが続き、聞いてないよ~と思いながらも、

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峠の休平に到着♪
しかしここでは休憩せず、そのまま進みます。。

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ちょっとだけ石畳が残ってたり。

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自然林はなんとなく気持ちいい。

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こんな不安をあおる場所もありましたが、

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あっててホッとした。

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しばらくは林道を進む。

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道端には昔からの道しるべがひっそりと。

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そして、非常にのどかな集落に出てきた。

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迷いそうな路地にはこのような看板が。

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ここで古道は一旦県道と合流。
だけど、このまま熊野古道に入ってしまうと、山の中で日が暮れてしまいそう(**)
なのでそのまま県道を進むことに。

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県道脇にあったこのシイの大木は、平維盛のお手植えらしい。
・・・と言うことは、樹齢約1000年?!

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しばし淡々と県道を進み、

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国道42号線へ合流

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ん?なぜにこんな所に落合博満の記念館が???
そういえば石川県歩いたときに、松井秀喜の記念館もあったなぁ。
入場料タダみたいだったけど、朝早すぎてまた開場してなくてスルーしたっけ。

今、この落合博満野球記念館についてググッてみたところ、入場料は2000円とちとお高いのですが、
年末年始はご本人が居られることもあるようです。
落合ファンの方はぜひ!

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太地町突入!

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そしてそのすぐ近くには那智黒の工場が!
もうこれはどこかで買うしかないな。。

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すぐ先に道の駅があるみたいだけど、手前のJR太地駅でとっととトイレ休憩。
ここのトイレは改装したてのようでとってもキレイでした!

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しばらく進むと、久しぶりの海。
そして、遠くに神々しい山並みが見えてきた。
もしかしてあれが熊野の山々か?!

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再度那智勝浦町突入!

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もう夕闇が近づいてきた。

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今度は左手に湖が。

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夕闇迫る美しい情景に、しばし見とれる。

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この湖、ゆかし潟と言うらしくなんとハート型らしいです!
近くで見ると全然わからんww

そして、ゆかし潟の先は温泉地のようで、温泉施設がいくつか。
ここで泊まればよかったかなぁ?
・・・などど考えてたら、その施設の1つに救急車が止まってた。
2人ほど携帯で必死に話してたりして、かなり騒然とした雰囲気。
施設の軒先でバイクを起こしたりしてたので、何か事故だったのかな?
私も気をつけねば。といいつつも気をつけてもどうにもならないこともあるし。
こればっかりは運を天に任せるしかないか。

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こういう配慮は心の底からありがたいです!

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日が暮れる直前に、なんとか那智勝浦の町の入口まで到着。

その後は那智勝浦駅の前を通過し、
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思いの他規模の大きい商店街を抜け、
少々迷いつつもこの日のお宿に到着。

しかしこの日のお宿は、残念ながら相当のガッカリ感・・・素泊まりであの金額だとちょっと。
まぁ、今までガッカリ感を味わった宿はそれなりの結果に落ち着いてるみたいだし、
ここでこれ以上は書かないことにしよう。。
ただ、ちょっとしたアクシデントに忙しい中対応いただいたことには感謝しております!

いつものように早めの時間にはスヤスヤと就寝。

///
歩行場所: 和歌山県串本町(JR串本駅)~ 和歌山県那智勝浦町(JR那智勝浦駅近くの民宿)
歩行時間:8時間5分
歩行距離:32km   
総歩行距離:???km

まだまだ続くジオパーク(串本~那智勝浦:その1)

みなさまこんにちは。

本日は、年末年始の歩き3日目の様子をお届けします!

この日は30km程度しか歩かない予定なので、ゆっくり目の起床。
宿泊したホテルはちょっと古びた造りだったけど、なんと近くの駐車場にある温泉が入り放題!
硫黄泉で、銀製のブレスレットをはずすの忘れてて変色したというオチもありましたが・・・
なかなかいい温泉でした♪

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またもやホテルの部屋からの眺め。こちらは潮岬方面。
串本市街地は高い建物があまりないので、5階からでも遠くまで見渡せる。

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串本駅前にはジオパークの案内板が。
この案内板、昨日現地に欲しかった。。

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快晴の空の下、串本駅前を9時過ぎに出発!

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残距離が30km以下だと、気分がとっても楽♪

そして目の前には早速不思議な岩たちが。
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こちらは「橋杭岩」
昨日の「さらし首層」とは打って変わり、かなりの有名観光地。

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隣接する海水浴場の砂浜から近づいていく。

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この尖った岩たちは、約1500万年前の大規模な火山活動のマグマによって作られた流紋岩の岩脈が、周りの泥岩や砂岩より硬いため、侵食されずに残ったものらしい。
日本って地殻活動が活発な地域なんだなぁと、改めて実感。

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橋杭岩のすぐ横には道の駅があり、大型バスも止まってる。
海外の観光客の方々もたくさん。

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近づいてみると岩がゴロゴロ。

橋杭岩観察のあとは、道の駅にてお土産調達。
今回はいろんな人にいろんなこと頼んでお休みに突入したのでね・・・
ちなみにさすがにずっと持ち歩くわけにいかないので、もちろん宅急便にて自宅まで送付。

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この岩も橋杭岩とおんなじ原理でできたんだよね?きっと。

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そしてワタシの頭の中は那智黒に染まっていく。

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遠くに小島が見えてきた。

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左側のちょっと大きな島が九龍島(くろしま)で、右側の島は鯛島っていうみたい。

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おーたしかに鯛みたい♪

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そんな島を横目に見つつ、目の前には結構高度ありそうな橋が。
しかも歩道なさげ(汗)
地図で確認すると、この橋を迂回するには約2km大回りになるのでここはそのまま進もう!

そんな古座川の河口に架かる古座大橋のたもとには、
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1954年にビキニ環礁で被爆した、第五福竜丸建造地の碑が。
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そういえば私は第五福竜丸のことをあまり詳しくは知らない。
東京に展示館があるみたいなので、またいつか行ってみよう。

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対岸のどこかのお店からかジャズの音色が流れてくる。
河口の街並みをしばし眺める。

さて、では意を決して(大げさ笑)橋渡るか!
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高所恐怖症のため・・・
できる限り下を向かず前を見て進みます。。

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干物屋が所々に。こちらではサンマが干してある。
休憩したコンビニの手前では、イカが干してあった。

そうこうしながら進んで行きますと、、
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またもやジオパーク出現!
しかしどこまで続いてるのかよーわからんなぁ。
国道にどこで復帰できるかちと不安だけど・・・行ってみるか!

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早速下りてみる。

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ここは昨日の場所より更に広い!
今調べたところ、ちょうど干潮の時間だったみたい。

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昨日とはちょっと違い、つるっとした岩肌が延々と露出してる。

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こんな尖ったのも。

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潮溜まりを覗いてみたけど、なんにもいなくて残念。

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小さな浜を挟み、
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まだまだ続く。
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この岩がどんどん風化してバラバラになり、ちいさい石ころになっていく模様。
どう見ても火山性の石だよな。しかし詳細は調べきれず。
確認できたらシラーっとアップします・・・

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カーブを曲がってもまだまだ続く。

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相当広大な面積。
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あの端まで行ってみたい気もするが・・・
時間かかりそうなのでやめよう。

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もう一つカーブを曲がり、

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そろそろ上がるかな。

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結局20分程度ジオパークを堪能♪

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まだまだ歩いて行けそうな気もするけど、

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途中から紀勢本線の線路が間に入った。
そのまま進んでたら、引き返さないと国道に戻れなかったかも。

前日の記事で当初同様のことを書いてましたが、日にち間違えてましたm(_ _)m
(元の記事はシラーっと修正済み)
人の記憶っていいかげんなものですね・・・もしかしてボケの始まり?汗

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残念ながら今日は海霧のかけらもなし。

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ここでしばらく海岸線とはお別れ。

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そしてまたトイレ行きたい(汗)
トイレ近いのは寒いからかなぁ?

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近くにお店やコンビニがある気がしなかったので、、
JRの駅にでも行ってみるか。
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こちらの紀伊田原駅でトイレ拝借。

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神社は新年の準備万端。

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ここで那智黒とともに、那智の滝まであと26kmとの看板が!
いよいよ明日は青岸渡寺参拝だ♪

さて、あまりにもジオパークに浮かれすぎたため・・・
途中ですが今日はここまで。

次回は3日目の続きをお届けします!
プロフィール

生まれも育ちも広島のアラフィフ(女)が一人で会社の休みの日を利用し、徒歩でてくてく旅してます。
2004年に歩き始めたときはただの散歩気分だったけど、いつの間にやら日本中を巡る旅へ!

最近はランニングにも力を入れており、2019年秋にはフルマラソンも完走♪

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